【2026年】Bybitの代替取引所おすすめ6選:手数料・先物銘柄数・準備金で比較したデリバティブ取引所ランキング
今回の比較で、無期限先物におけるBybitの代替取引所として私たちが最もおすすめするのはMEXCです。根拠は2つあります。1つはBTCUSDTのテイカー手数料で、MEXCの0.020%に対し、Bybitは自社が公表する手数料表で0.055%です。もう1つは銘柄数で、MEXCの公式手数料ページには1,020を超えるUSDT-M無期限先物ペアが掲載されている一方、第三者の集計サイトによるとBybitは約740です。
コストよりも規制対応の広さを重視するならOKX、Bybitを使い続けてきた理由がコピートレードならBitgetが代替候補になります。
Key Takeaways
- 今回の比較では、無期限先物を手動で取引するならMEXCが第一候補です。BTCUSDTのテイカー手数料は0.020%で、Bybitが自社の手数料表で示す0.055%を下回ります。
- 月間取引高が50万ドルの場合、この差は取引手数料にして年間約2,100ドルになります。
- MEXCの公式手数料ページには1,020を超えるUSDT-M無期限先物ペアが掲載されており、第三者の集計サイトがBybitについて示す約740を上回ります。
- 取引ボットの場合は順位が逆転します。MEXCのAPI経由の手数料はメイカー0.060%、テイカー0.080%で、この料率はウェブ上のあらゆる割引より優先して適用されるためです。
- Bybitの英国および欧州経済領域(EEA)向け法人は無期限先物を提供していないため、デリバティブ取引にBybitを使っていた欧州のトレーダーは、今もその商品を利用できないままです。
- Bybitは2025年2月の不正流出事件で約14億〜15億ドルを失いましたが、72時間以内に準備金を回復し、ユーザーの損失は報告されていません。
2026年にBybitのトレーダーが代替取引所を探す理由
Bybitの代替取引所を探している人の多くは、Bybitそのものに不満があるわけではありません。
2025年2月の事件を受けてカウンターパーティーリスクを分散したい、Bybitが法的に提供できるサービスの変更に対応したい、あるいは厳選型の上場方針をとるデリバティブ中心の取引所では手に入らない先物銘柄や手数料水準を求めている、といった理由が中心です。
3つ目の理由は数字で答えが出せるもので、本記事はそこから始めます。
Bybitのアカウントを解約するのではなく、2つ目の取引所を追加するのであれば、判断のポイントは2つの問いに集約されます。
暗号資産取引所の乗り換え先を比較した総合ガイドでは、どの取引所から移る場合にも当てはまる同じ判断を解説しています。
実際に取引している先物で、1往復(新規建てから決済まで)のコストはいくらかかるのか?そもそも、その取引所はその先物を上場しているのか?
2026年8月に本比較のために調べたページは、どちらの問いにも答えていませんでした。
いずれのページも、現物のメイカー・テイカー手数料をコストの基準に、現物の上場銘柄数を取扱範囲の基準にしていました。しかし、この検索キーワードで調べる読者が実際に取引しているのは無期限先物です。
Bybitの代替取引所としてのMEXC:データが示すもの
数字を見る前に、1つ注意点があります。ここから先の内容が読者に当てはまるかどうかを左右するためです。
MEXCは米国、カナダ、英国、シンガポール、香港、マレーシア、カザフスタンではサービスを提供しておらず、EEAの読者にとっても、暗号資産市場規制(MiCA)に基づく認可を受けた選択肢ではありません。
詳細は後述の地域別セクションでまとめています。これらの市場にお住まいの場合、本比較の以降の内容はおすすめではなく、背景情報としてお読みください。
それ以外の方にとって、MEXCを選ぶ根拠は2つの数字にあります。
まず、取引したい先物が上場されていること
Bybitのデリバティブの上場方針は厳選型です。主要ペアの流動性という点では強みですが、それ以外の銘柄では制約になります。
小型銘柄の無期限先物を使う戦略の場合、取引したい先物が上場されていないことが多く、取引を見送るか、ヘッジもショートもできないまま現物を保有するしかなくなります。
MEXCの答えは上場銘柄数です。
MEXCの公式手数料表では、USDT-M無期限先物ペアが1ページ10ペアで103ページにわたって掲載されており、銘柄数は1,020を超えます。この数字は集計サイトの推計ではなく、MEXC自身による一次情報です。
次に、取引を重ねても手数料が重くならないこと
無期限先物のテイカー手数料は、差し入れた証拠金ではなくレバレッジ後の想定元本に対してかかり、新規建てと決済のたびに発生します。
MEXCの公式手数料表によると、BTCとETHの無期限先物はメイカー手数料が0.000%、テイカー手数料はBTCUSDTが0.020%、ETHUSDTが0.010%です。さらに、SOLUSDTやXRPUSDTを含む一部のペアは、現在メイカー・テイカーとも手数料ゼロとなっています。
これに20%のMX控除が上乗せされ、0.020%のテイカー手数料は0.016%まで下がります。
たとえば、1万2,500ドルのポジションで月20回往復するトレーダーを考えてみましょう。
月間取引高は50万ドル、年間では600万ドルになります。
Bybitの標準テイカー手数料0.055%では年間3,300ドル、MEXCのBTCUSDT無期限先物の0.020%では1,200ドルです。
2,100ドルの差は端数による誤差ではありません。1回あたりではわずかに見える手数料が、年に480回かかるからです。
同じ取引を手数料ゼロのペアで行えば取引手数料はかからず、継続的にかかるコストは資金調達料だけになります。
トレードオフに対する私たちの見解
本記事はMEXCが発行しているため、利害関係は隠さずに明示しておきます。
以下は、トレーダーから直接尋ねられても、私たちが根拠を持って主張できる見解です。
個人トレーダーのデリバティブ取引にかかるコストのなかで、無期限先物の手数料差は最も大きく節約できるコストです。取引頻度に応じて積み上がるという性質は、ほかのコストにはないものだからです。
これがMEXCを選ぶ根拠ですが、その適用範囲は取引所の宣伝が通常認めるよりも狭いものです。
当てはまるのは、特別料率または手数料ゼロが適用されるペアを手動で取引するトレーダーに限られ、後述のAPI手数料体系には通用しません。
また、準備金の開示についてはMEXCが優れているとは考えていません。資金の安全性のセクションでは、この点を素通りせず、根拠とともに説明します。
私たちは、これを2つの別々の「買い物」と捉えています。取引の執行コストは最も安く提供する取引所で買い、資産保管の安心は、どの取引所にも遊休残高を置いたままにしないことで手に入れる、という考え方です。
この2つを切り分けられることが、複数のアカウントを使い分けるトレーダーが多い理由です。
MEXCが向いていないケース
率直に言うと、該当するのは次の4つのケースです。
API経由で取引している
MEXCのAPIテイカー手数料0.080%は今回の比較で最も高く、Bybitより約45%高いため、MEXCの優位性は完全に相殺されます。
オプション取引をしている
Bybitはメイカー0.020%、テイカー0.030%でオプション市場を運営していますが、MEXCには同等の商品がありません。
サービス制限対象の国・地域にいる
対象の国・地域は前述のとおりで、詳細は後述します。
準備金の開示を最も重視している
Bybitの準備金証明(PoR)の公開状況と、事件後に実施された監査の記録は、MEXCよりも充実しています。
この4つのいずれにも当てはまらなければ、MEXCは今回の比較で無期限先物を手動で取引するのに最も安い取引所です。Bybitのアカウントを解約しなくても、MEXCのアカウントを開設できます。
Bybitの代替取引所を比較:現物ではなく実際のデリバティブ手数料で
以下は、USDT-M無期限先物の標準(非VIP)手数料です。
現物の手数料は無期限先物ポジションのコストを何も示さないため、意図的に除外しています。
| 取引所 | 無期限先物メイカー | 無期限先物テイカー | 主要無期限先物:8時間ごと | ネイティブトークン割引 | 主な特徴 |
| MEXC | BTC・ETH無期限先物で0.000% | BTCUSDTで0.020%、ETHUSDTで0.010% | 8時間ごと | MX利用で20% | 全ペアの範囲はメイカー0.000%〜0.040%、テイカー0.000%〜0.100%。一部のペアはメイカー・テイカーとも手数料ゼロ |
| Bybit | 0.02% | 0.055% | 8時間ごと | デリバティブは割引なし | プレマーケット無期限先物はメイカー0.040%、テイカー0.100%。上場廃止に伴う決済には0.05%の決済手数料が発生 |
| OKX | 0.02% | 0.05% | 8時間ごと | OKB保有量に応じてランクアップ | 最上位のVIPランクではメイカー手数料がリベート(マイナス)水準に |
| Bitget | 0.02% | 0.06% | 8時間ごと | BGBでランクアップ | 対象の無期限先物で定期的にメイカーリベートキャンペーンを実施 |
| Gate | 0.02% | 0.05% | 8時間ごと | ポイントカードでテイカー手数料を相殺 | 17段階のVIPランク制度 |
| Binance | 0.02% | 0.05% | 8時間ごと | BNB利用で先物手数料10%割引 | 比較対象の中で未決済建玉が最大 |
データは2026年8月31日時点で確認したものです。MEXC、Bybit、OKX、Bitgetの手数料は、各社の公式手数料ページまたはヘルプセンターから取得しました。GateとBinanceの手数料は、確認日に公式の手数料表の内容を取得できなかったため、複数の独立した情報源で照合しています。
この表には、一見しただけでは見落としがちなポイントが2つあります。
1つ目は、MEXCの看板となる優位性が、すべてのペアではなく特定のペアに限られることです。
BTCUSDTとETHUSDTには特別料率が適用され、一部のペアはメイカー・テイカーとも手数料ゼロ、通常のペアはメイカー0.010%、テイカー0.040%です。
2つ目は、MEXCの公式手数料ページに、手数料はプラットフォームのイベントやユーザーの地域によって異なると明記されていることです。
つまり、実際に表示される手数料は上記の料率と異なる場合があるため、ご自身のアカウントに表示される数字を基準にしてください。
無期限先物ポジションにかかる実際のコスト
誰もが比較するのは取引手数料です。
しかし、通常それ以上にコストがかかるのは資金調達料です。
これらの取引所は主要な無期限先物で8時間ごとに資金調達料を精算しており、1日3回の支払いになります。
資金調達率が0.01%(複数の取引所が公式の計算例で使っている水準)の場合、7日間保有したポジションは21回分の資金調達料を支払い、合計で想定元本の0.21%になります。
1万ドルのポジションなら資金調達料は21ドルです。これに対し、往復のテイカー手数料はBybitで11ドル、MEXCのBTC無期限先物では4ドルです。
この保有期間では、資金調達料はBybitの手数料コストの約2倍、MEXCでは約5倍になります。
資金調達料はロングとショートの間でやり取りされるもので、取引所が受け取る手数料ではないため、割り引く取引所はありません。
実践的なルールとして、スキャルピングなら手数料の選択がコストを決め、ポジションを保有し続けるなら資金調達料がコストを決めます。
誰も宣伝しないAPI手数料
取引ボットを運用しているなら、このセクションはここまでのどの内容よりも重要です。
MEXCは2026年3月31日に独自の手数料体系でAPI先物取引を開始し、その後2回引き上げています。
2026年6月1日から適用されている現行の手数料は、メイカー0.060%、テイカー0.080%です。
この料率はウェブ版・アプリの手数料体系に優先するだけでなく、キャンペーン、手数料ゼロのイベント、MX控除よりも優先されます。
| 注文経路 | MEXCメイカー | MEXCテイカー | Bybitメイカー | Bybitテイカー |
| ウェブ版・アプリ(BTCUSDT無期限先物) | 0.00% | 0.02% | 0.02% | 0.055% |
| API | 0.06% | 0.08% | 0.02% | 0.055% |
データは2026年8月31日時点で、MEXCのAPI先物手数料に関するお知らせと、Bybitが公表しているデリバティブ手数料表をもとに確認しています。
順位は完全に逆転します。
今回の比較でMEXCは、手動トレーダーにとっては最も安く、自動売買のトレーダーにとっては最も高い取引所です。月間取引高50万ドルの場合、APIトレーダーの年間コストはMEXCで4,800ドル、Bybitでは3,300ドルです。
Bybitが公表しているデリバティブ手数料表は1種類だけで、両方の注文経路に共通して適用されます。ボット中心の取引スタイルにとって、これは紛れもない構造上の強みです。
お住まいの地域で無期限先物は取引できる?まずは確認を
この状況は過去1年で2度変わっており、ここまでのすべての内容に優先します。
Bybitは規制上の摩擦を各地での認可取得につなげてきたことで、サービス制限対象の地域リストは短くなりました。ただし、こうした認可のもとで提供される商品は、グローバル版より限られています。
| 地域 | Bybitの無期限先物 | MEXCの無期限先物 | 判断の決め手 |
| 米国 | 利用不可 | 利用不可 | 両社とも米国をサービス対象外または禁止地域と明記 |
| カナダ | 利用不可 | 利用不可 | 両社ともサービス対象外 |
| 英国 | 2025年12月以降は現物とP2Pのみ | 利用不可 | 英国金融行為規制機構(FCA)が個人向けの暗号資産デリバティブを制限。MEXCは英国を禁止地域と明記 |
| EEA | bybit.euで現物とマージン取引、無期限先物はなし | 禁止地域としての明記はないが、MEXCはMiCA認可を取得していない | MiCAの対象は暗号資産サービスで、暗号資産デリバティブは対象外 |
| シンガポール・香港 | サービス対象外 | 禁止地域と明記 | 現地のライセンス制度 |
| 日本 | 撤退済み。強制決済は2026年7月22日に完了 | 利用可能。MEXCは金融庁(FSA)の無登録業者リストに掲載 | 日本の登録要件 |
| マレーシア・カザフスタン | 利用可能 | 禁止地域と明記 | MEXCの禁止地域リストに追加 |
| その他の多くの市場 | 利用可能 | 利用可能 | 標準的なKYCが適用 |
データは2026年8月31日時点で、各社の公式規約、ヘルプセンター、規制当局の公表資料をもとに確認しています。
米国またはカナダにお住まいの場合
BybitもMEXCもサービスを提供しておらず、今後も提供する見込みはありません。
このキーワードで上位表示されている一部のページは、回避策としてVPNを勧めています。
このアドバイスには従わないでください。両社とも居住地の虚偽申告をアカウント閉鎖と未決済ポジションの強制決済の理由としており、利用が認められていないオフショア取引所では、問題が起きても救済手段がありません。
暗号資産のレバレッジ取引をしたい米国居住者にとって、規制に沿った手段は、米商品先物取引委員会(CFTC)の規制下にある取引所と、米国内で認可を受けた取引所が提供する先物商品です。
調べるべきカテゴリーは、Coinbase、Kraken、そしてシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)に上場する暗号資産先物です。
このセクションは情報提供を目的としたもので、いかなる取引所でのアカウント開設を勧めるものでもありません。
英国または欧州経済領域(EEA)にお住まいの場合
「Bybitが英国に復帰した」という見出しは正確ですが、全体像を伝えてはいません。
CoinDeskの報道によると、2025年12月の再開でBybitが提供するのは約100の現物ペアとP2P取引サービスで、Bybit自身のライセンスではなく、Archaxが承認した金融プロモーションの枠組みのもとで運営されています。
英国では個人向けの暗号資産デリバティブが引き続き制限されているため、無期限先物にBybitを使っていた英国のトレーダーは、今もその商品を利用できないままです。
EEAの状況も構造的には似ていますが、理由は異なります。
Bybit EU GmbHはオーストリア金融市場監督機構(FMA)から暗号資産サービス提供者(CASP)の認可を受け、欧州証券市場監督局(ESMA)の登録簿にも掲載されています。しかしMiCAが規制するのは暗号資産サービスであり、デリバティブはEUの別の金融商品規制の対象です。
そのため、bybit.euが提供しているのは現物とマージン取引の商品で、無期限先物は提供されていません。
MEXCはこの問題の解決策ではなく、解決策として紹介されるべきでもありません。
MEXCはMiCA認可を取得しておらず、ESMAの認可事業者登録簿にも掲載されていません。また、2025年9月のオランダ金融市場庁(AFM)の決定を受けて、ESMAの非準拠事業者リストに掲載されています。
EEAの読者は本記事をおすすめではなく背景情報として扱い、資金を入金する前に、ESMAの登録簿で各取引所の最新の状況を確認してください。
日本にお住まいの場合
Bybitは2025年12月、日本居住者向けのサービスを2026年にかけて段階的に終了すると発表し、日本居住と判定されたユーザーに対して、2026年1月22日までにLevel 2の本人確認を完了するよう求めました。
MEXCは禁止対象地域に日本を挙げていません。一方で、MEXCは金融庁の「無登録で暗号資産交換業を行う者」のリストにも掲載されており、掲載は2023年3月と2024年11月です。
日本の読者は、この開示内容を本比較のほかの情報とあわせて検討してください。
Bybitが今も優位な点
Bybitから乗り換えると失うものがある分野は、次の3つです。
コピートレードの充実度と仕組み
Bybitのコピートレードのドキュメントには、マスタートレーダーごとのパラメーター設定や、複数のマスタートレーダーを同時にフォローする仕組みが定められており、多くの取引所が公開しているものより整った枠組みです。
本格的なオプション市場
オプション市場を運営する中央集権型取引所はごく少数です。Bybitのオプション手数料はメイカー0.020%、テイカー0.030%で、自社の無期限先物のテイカー手数料よりも低い水準です。
欧州の規制下にある法人
オーストリアでのMiCA認可に加え、2026年8月に取得した電子マネー機関(EMI)ライセンスにより、Bybitは今回の比較に含まれるどのオフショア取引所も及ばない欧州での規制基盤を築いています。ただし、これらの法人は無期限先物を提供していません。
さらに、後述する補償の実績もあります。これは、今回比較した取引所が示せる信頼性の根拠のなかで、単独では最も強力なものです。
その他の取引所の概要
OKXは標準テイカー手数料0.050%に加え、オフショア取引所の中で最も幅広い規制対応を備えており、マルタ法人を通じてMiCA認可も取得しています。
メリット:競争力のあるデリバティブ手数料、zk-STARKによる検証を用いた準備金証明の公開、主要ペアの厚い流動性、統合されたWeb3ウォレットです。
デメリット:無期限先物の取扱数は約481とMEXCやBybitより少なく、EUの個人向けレバレッジ上限はグローバル版の公称値を大きく下回ります。また、機能や商品が多く、初心者には情報量が多すぎる面があります。
Bitgetは、Bybitを使っていた理由がコピートレードであれば、その代替となる取引所です。
メリット:今回の比較対象で最大のソーシャルトレーディングネットワーク、毎月公開されるマークルツリー方式の準備金証明、対象の無期限先物での定期的なメイカーリベートキャンペーンです。
デメリット:標準テイカー手数料0.060%は今回の比較で2番目に高く、2024年1月から主要機能の利用にKYCが必須となっています。また、学習コンテンツは大手取引所に及びません。
Gateは上場銘柄の幅広さで勝負しており、デリバティブ手数料は大手取引所と同じ0.020%と0.050%です。
メリット:業界でも有数の豊富なトークンラインナップ、毎月の準備金証明の公開、テイカー手数料を相殺できるポイント制度です。
デメリット:エントリーレベルの現物手数料はメイカー0.100%、テイカー0.200%と平均を上回り、17段階のVIPランク制度はわかりにくく、利用制限のある市場のリストも長くなっています。
Binanceは未決済建玉で見て今も最も厚みのあるデリバティブ市場で、大口ポジションや急変動時のスリッページを考えるうえで重要な存在です。
メリット:主要な無期限先物での圧倒的な流動性、BNBでの支払いによる先物手数料10%割引、保険基金とあわせた毎月の準備金証明の公開です。
デメリット:利用できる商品は国・地域によって大きく異なり、欧州での規制上の立場はMiCAへの移行期に厳しい目を向けられました。また、アカウント画面は今回の比較で最も複雑です。
2025年2月以降:本当に資金を守るものは何か
この検索キーワードで競合するページの多くは、2025年2月の不正流出事件に軽く触れるだけです。
現在ユーザーを守る仕組みを比較しているページはほとんどありませんが、そちらのほうが役に立つ問いです。
事件の経緯を中立的にまとめると、次のとおりです。
2025年2月21日、Bybitは、ウォームウォレットへの定期的な送金の最中に、攻撃者がイーサリアムのコールドウォレットの制御権を奪ったと公表しました。
報じられた損失はETHと関連トークンで約14億〜15億ドルにのぼり、当時、記録上最大の取引所の盗難事件となりました。
CNBCの報道によると、Bybitは緊急の借り入れと預け入れによって72時間以内に準備金を回復し、Hackenによる準備金証明の監査では、主要資産の担保率が100%を超えていることが確認されました。
出金は期間中ずっと停止されず、ユーザーの損失も報告されていません。
ブロックチェーン分析企業のEllipticは、この攻撃をLazarus Groupによるものと特定しました。
この結果はBybitにとってプラスの材料であり、そのように評価すべきです。
| 取引所 | 準備金の開示 | 保護基金 | 記録に残る補償実績 |
| MEXC | Proof of Trustページ(信頼性の証明)とTransparency Hub(透明性ハブ)を公開 | 今回確認したページでは開示なし | この期間に同等の大規模な事件は報告されていない |
| Bybit | 準備金証明を公開。2025年2月の報道で第三者監査に言及 | デリバティブの強制決済をカバーする保険基金 | 2025年2月の事件:72時間未満で準備金を回復、ユーザーの損失は報告されていない |
| OKX | zk-STARKによる検証を用いた準備金証明 | リスク準備金 | この期間は該当なし |
| Bitget | 毎月のマークルツリー方式の準備金証明 | 保護基金 | この期間は該当なし |
| Gate | 2020年から毎月マークル方式の準備金証明を公開 | 個別の開示なし | この期間は該当なし |
| Binance | 毎月の準備金証明 | SAFU保険基金 | 過去の事件はすべて全額補償 |
データは2026年8月31日時点で、各社の公式の透明性ページと主要メディアの報道をもとに確認しています。
ここから読み取れるのは、準備金の開示が最も充実している取引所は最も安い取引所ではなく、今回の比較で最も安い取引所は公開している準備金の資料が最も少ない、というパターンです。
これは意識的に見極めるべきトレードオフであり、どちらか一方の極端を選ぶ理由にはなりません。
乗り換えるべき人、Bybitに残るべき人、併用すべき人
無期限先物を手動で取引し、1往復あたりのコストを重視し、厳選型の取引所が上場していない小型銘柄の先物も取引したいなら、BybitとMEXCを併用するのがおすすめです。
その理由は、前述のコスト計算のとおりです。
Bybitを使い続ける:APIでボットを運用している方、オプションを取引している方、コピートレードの仕組みを重視している方に向いています。
この3つのケースでは、Bybitのほうが安いか、2社のうちBybitだけがその商品を提供しています。
OKXまたはBitgetを検討する:コストではなく、規制対応の広さやコピートレードを決め手にしたい方に向いています。
どちらも利用しない:米国、カナダ、英国、EEA、シンガポール、香港、マレーシア、カザフスタンにお住まいの場合です。理由は前述のとおりです。
代わりに、現地で認可を受けた取引所を調べてください。
暗号資産を失わずにBybitから移行する方法
ステップ1:証拠金を移す前にポジションを決済する
未決済の無期限先物ポジションは移管できないため、まず損益を確定させて決済し、残った残高を資金調達アカウントまたは現物アカウントに移してください。
Bybitからの送金ガイドでは、これらの手順を順を追って解説しています。
ステップ2:送金元と送金先でネットワークを一致させる
取引所間の移動で最も多い損失は、受け取る側の取引所がその資産の入金に対応していないネットワークで送ってしまうケースです。
まず送金先の入金ネットワーク一覧を確認し、出金画面で同じネットワークを選択してください。実行する前に、最低出金額も確認しましょう。
ステップ3:少額でテスト送金する
数ドル相当のごく少額を送り、着金を確認してから残高を移してください。
XRPやATOMのようにMemoまたはTag(宛先タグ)が必要な資産では、正しく入力することが必須です。入力漏れは、送金した資産が届かなくなる原因として2番目に多いものです。
Frequently asked questions
先物取引でBybitの代わりにおすすめの取引所はどこですか?
今回の比較では、コスト面でMEXCが第一候補です。BTCUSDT無期限先物のテイカー手数料は0.020%で、Bybitの0.055%を下回ります。
手数料よりも規制対応の広さを重視するなら、OKXが代替候補です。
Bybitは英国で再び利用できるようになりましたか?
はい。2025年12月19日から、FCAの認可を受けたArchaxとの金融プロモーションの枠組みを通じて利用できます。
再開されたのは現物取引とP2P取引のみで、デリバティブは含まれていません。
Bybit EUで無期限先物は取引できますか?
いいえ。
Bybit EUが提供しているのは現物取引とマージン取引です。MiCA認可の対象は暗号資産サービスであり、デリバティブはEUの別の規則の対象となるためです。
米国のトレーダーにおすすめのBybit代替取引所はありますか?
MEXCも米国居住者にはサービスを提供していないため、ここでの答えにはなりません。
米国のトレーダーは、CFTCの規制下にある取引所や、暗号資産先物を提供する米国内の認可取引所を調べてください。
Bybitは2025年2月のハッキング後、ユーザーに補償しましたか?
Bybitは緊急の資金手当てによって72時間以内に準備金を回復し、出金も期間中ずっと停止せず、ユーザーの損失は報告されていません。
準備金証明の監査では、主要資産の担保率が100%を超えていることが確認されています。
Bybitより多くの無期限先物を上場している取引所はどこですか?
MEXCの公式手数料表には、1,020を超えるUSDT-M無期限先物ペアが掲載されています。
第三者の集計サイトによると、Bybitは約740、OKXは約481です。
先物の取引高が多い場合、Bybitの代替取引所のほうが安くなりますか?
手動取引なら、はい。月間取引高50万ドルの場合、MEXCのBTC無期限先物では年間約1,200ドル、Bybitでは3,300ドルです。
API取引の場合は順位が逆転します。
ほかの取引所を使うには、Bybitのアカウントを解約する必要がありますか?
いいえ。アクティブなトレーダーの多くは、複数のアカウントを持っています。
大規模な事件の後、複数の取引所に残高を分散するのは、カウンターパーティーリスクへの一般的な対策です。
リスクと開示事項
無期限先物はレバレッジ商品であり、初期証拠金を上回る損失が出る可能性があります。
今回比較した取引所が掲げるレバレッジ上限では、ポジションに対して1%をはるかに下回る価格変動でも強制決済につながる可能性があります。また、公称の最大レバレッジは一般に、最も流動性の高いペアの最小ポジションサイズにのみ適用され、それを超えるとリスクリミットの段階に応じて引き下げられます。
資金調達料は、ポジションが利益を出しているかどうかにかかわらず、8時間ごとに発生します。
本記事で取り上げたすべての商品の提供状況は国・地域によって異なり、予告なく変更される場合があります。
MEXCの禁止対象地域は利用規約に記載されています。また、手数料は地域やキャンペーン期間によって異なるため、ご自身のアカウントに表示される料率が適用されます。
MEXCはMiCA認可を取得しておらず、ESMAの認可済み暗号資産サービス提供者の登録簿にも掲載されていません。また、2025年9月のオランダAFMの決定を受けて、ESMAの非準拠事業者リストに掲載されています。
MEXCは日本の金融庁の「無登録で暗号資産交換業を行う者」のリストにも掲載されています。
さらに関東財務局も2025年6月、MEXC Trading Platformを無登録で店頭デリバティブ取引の業務を行っている者として公表しました。
本記事のいかなる内容も、投資、法務、税務に関するアドバイスではありません。
次に確認すべきこと
本比較が想定している層、つまり前述の利用制限地域以外で無期限先物を手動で取引するトレーダーに当てはまるなら、表の数字を鵜呑みにせず、手数料ページでご自身の取引ペアに当てはめて計算を確かめてください。
デリバティブ中心の取引でない場合は、おすすめ暗号資産取引所の総合比較から始めてください。
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2026年10月第3週 統計期間:2026年10月14日~10月20日 データ締切:2026年10月20日 主要ストーリー 先週、暗号資産市場は弱含みでレンジ相場が続き、予想を上回るインフレデータとETFからの継続的な資金流出が重しとなりました。ビットコイン は週初に約$83,000で始まった後、CPI発表を受けて週前半に一時$81,000付近まで下落しました。その後は米国債利回りの高止まりと変動

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2026年9月9日に取得したKrakenの手数料体系によると、Krakenはインスタント購入(Instant Buy)に1%の手数料とスプレッド、カスタム注文に1.5%を課しています。Kraken Proの現物取引はティア1でメイカー0.40%・テイカー0.80%、先物はメイカー0.02%・テイカー0.05%で、暗号資産の出金には銘柄ごとに定額の手数料がかかります。 Key Takeaways K

Kraken KYCを解説(2026年):Krakenのページは2つのルートしか示していないのに、なぜガイドはいまだに4段階を掲載しているのか?
Krakenでは入金・取引・出金の前に本人確認(KYC)が必要です。個人アカウントの認証には政府発行の身分証明書と発行から3か月以内の住所証明書が求められ、Krakenによると認証は通常30分以内に完了します。 Key Takeaways 2025年12月31日に更新されたKrakenの認証ページでは、個人向けのルートは「認証済み」(Verified)と「上限引き上げ」(higher limits
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ビットコイン(BTC)ハッシュレート・採掘難易度チャート|ネットワーク健全性の見方を徹底解説
概要 ハッシュレートとマイニングの難易度は、Bitcoinネットワークの状態を観察するための最も直接的な2つの指標ですが、それらはしばしば2つの独立したものとして誤解されます。実際、両方は同じものの2つの表現です。難易度は過去のブロック速度によって決定され、ブロック速度はハッシュレートによって決定されます。 2026年10月23日現在、CoinWarzのデータによると、採掘難易度は140.58 T

ビットコインのCME窓埋めは本当に起こる?BTC先物の「窓」とトレード手法を徹底解説
概要 CMEギャップはビットコイン取引で最も広く伝わっている技術的な言い方の一つで、その核心的な主張はギャップが遅かれ早かれ埋められることで、価格目標として使うことができる。 この主張は、2つの理由で徹底的にテストできるようになりました。1つは、CMEが2026年5月29日に暗号通貨先物とオプションを24時間取引に切り替え、週末のギャップが発生しなくなったため、この現象が閉じた完全なデータセットを

【9月米PPIプレビュー】卸売物価はCPIショックを裏付けるか?インフレ再燃の行方
概要 米労働統計局は10月15日、米国東部時間8時30分(UTC 12時30分、シンガポール時間20時30分)に9月の生産者物価指数を発表するが、このタイミングはPPIプレスリリースの前号の発表スケジュールに書かれていた。前日には9月の消費者物価指数が前年同月比3.7%に上昇し、市場予想の3.6%を上回り、8月の3.4%を上回ったというデリケートな位置に落ちた。 したがって、PPIに対する市場の注
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MEXCオンチェーン日次レポート:米国スポットビットコインETFは7日間で12億9000万ドルの資金流出
暗号資産市場はビットコインETFからの資金流出が加速し、市場が今年後半のFED追加利上げの可能性をますます織り込む中、引き続き圧力下に置かれた。同時に、AI搭載の決済インフラとトークン化金融サービスは急速な拡大を続け、一方で世界の規制当局は予測市場、ステーブルコイン、および個人投資家保護に対する監視を強化した。フィッシング攻撃や偽補償ポータルを巡るセキュリティリスクも、業界全体で引き続き重大な懸念

MEXCオンチェーンデイリーレポート:ロシア中央銀行、個人投資家にBTC、ETH、USDTのみの取引を制限
機関投資家の参加が暗号資産市場における主要な成長ドライバーになりつつある。ステーブルコイン決済ネットワークやトークン化証券から、ブロックチェーンを活用した公共サービスやAI関連の金融インフラに至るまで、伝統的金融とデジタル資産はますます一つの統合されたエコシステムへと収束している。
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SafeTradeの乗り換え先・代替先:平均スプレッド13.5%だと3,000ドルの取引でいくらかかるのか?
今回の比較で、当社はSafeTradeの代替先としてMEXCを第一候補に挙げます。2026年10月6日時点のCoinGeckoの表示では、MEXCの取扱銘柄数は1,448、平均スプレッドは0.775%だったのに対し、SafeTradeは53銘柄、13.46%でした。 CoinGecko上でPearl(PRL)を扱う取引所はわずか2つしかなく、SafeTradeは今もその1つです。また、MEXCは米

PointPayの代替サービス:運用・借入・支払い・取引の乗り換え先はどこ?
PointPayは、Earnアカウント、暗号資産決済、取引所の機能を1つのアカウントにまとめたサービスです。このうち取引については、今回比較した中で私たちが最もおすすめするのはMEXCです。現物取引の手数料はメイカー0%、テイカー0.05%です。 運用とカードでの支払いは、提供地域であればMEXC EarnとMEXCのVisaカードに移せます。なお、MEXCは米国と英国ではサービスを提供していませ

Koinbayの代替先:本物そっくりの偽ログインページが出現、安全に乗り換えるには?
今回の比較で、当社がKoinbayの代替先として最もおすすめするのはMEXCです。現物取引の手数料は、Koinbayの公式ドキュメントでは0.3%と0.6%ですが、MEXCではメイカー0%・テイカー0.05%です。さらに、MEXCからの正規のメールにはすべてフィッシング対策コードが表示されます。 Koinbayには引き続きグリッドボットとP2P取引がありますが、ログイン前にはURLを確認してくださ











