Polymarketの日次手数料収益が1日、100万ドルを突破した。これは、ほぼ全ての市場カテゴリにテイカーフィーを拡大したわずか2日後の動き。
3月31日の69万6000ドルから急増した。3月30日に、政治・金融・経済・文化・天気・テック市場に変動型テイカーフィーが導入されたことが要因。
以前は暗号資産とスポーツ取引でのみ手数料が発生していた。新たな手数料体系では、確率に基づく動的モデルを採用。アウトカムの確率が50%の時に手数料が最大となり、極端値付近では最小になる仕組み。
暗号資産市場は1.80%で最も高く、スポーツは0.75%で最も低い。
メイカーは手数料無料。逆に、カテゴリーに応じて日次でUSDCの手数料還元(20%〜25%)を受け取る仕組み。地政学・世界イベントカテゴリは完全無料のまま。
オンチェーンアナリストのDefiOasisは指摘する。Dune Analytics上で4月1日の手数料は92万7000ドルとなり、年換算ベースでは約3億3800万ドルに相当。
DefiLlamaのデータでは、この額はさらに高く、107万ドルとされている。
手数料の転換は、予測市場に新規参入者が増える中で起きている。バイナンスウォレットは、BNBスマートチェーン上のプロトコル「Predict Fun(Predict.fun)」と連携し、アプリ内で予測機能をベータテスト開始。同日の純流入額が768万ドルに達した。
DefiOasisによると、Predict Funのオープンインタレストは2300万ドルまで回復。
月間の予測市場取引高は業界全体で200億ドルを超える。
Polymarketの手数料拡大や、Kalshiの年換算取引高15億ドル報道に至るまで、予測市場の急速な収益化は、これまでの補助金頼みの成長から持続可能な収入へのシフトを示す。
Polymarketが日次手数料100万ドル超を維持できるかは、テイカーが新コスト体系に適応する中で、取引量がどこまで持ちこたえられるか次第。
