ビットコイン
BTCは17日、8日連続の陽線を確定した。重要なレジスタンスゾーンとされてきた7万4,000ドルの上抜けにも成功し、市場にはやや楽観ムードが広がりつつある。そんな中SNS上では、さらなる下落への警戒を訴える声もあがっている。
暗号資産(仮想通貨)トレーダーのLP氏は17日、自身のXにて「ビットコイン市場はまだ底値に達していない」と指摘した。
過去の弱気相場の底打ち構造と現在の市場には、顕著な類似性が見られており、もう一度安値をスイープする動きが高時間足の最終ボトムになる可能性が高いとLP氏は分析する。特に今回のサイクルは前回と非常に似た軌道を描きつつ、全体的にスピードが速い点が特徴となっている。
前回の弱気相場では、大きな下ヒゲをつけた後、およそ58日後にローカルトップを形成し、その後、約85日間にわたる長いレンジ・調整期間に入った。最終的な安値スイープまでのプロセス全体は約143日間に及んでいる。
このパターンを今回に当てはめると、現在はローカルトップ形成まで残り約20日程度のタイミングにある可能性がある。その後、しばらくは方向感のない値動きが続き、最終的に6万ドル付近の流動性を取りにいく動きが想定される。前回と同じ時間軸で考えると、この安値スイープは6月末付近に位置するが、今サイクルのスピード感を踏まえれば、より早いタイミングで発生する可能性もある。
「このシナリオは、市場の『7月〜8月にかけてマクロ的な底を形成する』という見方とも整合する」と、LP氏は締めくくった。
仮想通貨アナリストのDaan Crypto Trades氏は17日、自身のXにて「8万3,000ドル〜8万4,000ドルの価格帯は非常に重要なレジスタンスとなっている」との見解を示した。
この水準にはブルマーケットサポートバンドとCMEギャップという2つの強いテクニカル要素が重なっており、単なるレジスタンスではなく「市場の方向性を決めるポイント」になりやすい。
価格がこのゾーンに到達したとき、強く弾かれるようであればまだ上昇は未完成であり、レンジ継続か再下落のシナリオが優勢になる。一方で、このゾーンをしっかりと上抜けた後、サポートへの転換が確認されれば、それは本格的なトレンド転換を期待できる環境が整う。
一方、下値に関しては、週足の200MAおよび200EMAが現在しっかりと機能していることから「このゾーンが高時間軸におけるもっとも重要なサポートラインとなる」とDaan Crypto Trades氏は結論づけた。
ビットコインは現在非常に堅調に見えるが、過去サイクルでも似たような値動きからのブルトラップが発生していることから、エントリーを検討する場合は、少なくとも6万ドル付近までのリスクは考慮しておくべきだろう。
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