三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ不動産投資顧問、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、スマートプラス、Progmat, Inc.(プログマ)の6社は4日、不動産セキュリティ・トークン(ST)「MUFGリアルティ・トークン大阪堂島浜タワー(譲渡制限付)」の公募および発行完了を発表した。発行額は224億円(22,400口、1口100万円)となる。
投資対象となる大阪堂島浜タワーは、大阪市内のビジネスエリア・堂島浜に立地するオフィス・ホテル・店舗等で構成される複合高層ビルディングである。昭和〜平成期に三菱グループの発展を支えた「大阪三菱ビル」を再開発した物件で、鑑定評価額は583億円(2025年12月31日時点)。本STは同物件の不動産信託受益権の準共有持分(50%)を信託財産として組成し、運用期間は原則約7年2カ月となっている。
本案件はMUFGグループが一体となって取り組む不動産STとしては初となる。 引受人は野村證券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券が担い、取扱証券会社は野村證券とスマートプラスの2社。レンダーには三菱UFJ銀行とSBI新生銀行が参加した。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券とスマートプラスが共同運営する個人投資家向けデジタル証券ネット販売サービス「ASTOMO」における2号案件として提供されたことも、本案件の特徴のひとつである。ASTOMOは今年度リリースされたばかりのサービスで、幅広い個人投資家への機会提供を実現した形だ。
発行プラットフォームを担うプログマは、本案件の完了によりプログマSTの累計発行額が2,269億円・取扱件数が45件に到達したと報告している。有価証券届出書が提出されたST全68件のうち37件で三菱UFJ信託銀行が原簿管理者業務を受託しており、国内トップの実績を維持し続けている。
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