ハーバード大学の資産運用部門ハーバード・マネジメント・カンパニーが13日、イーサリアム
ETHETFを新規取得していたことが明らかになった。SEC(米証券取引委員会)に提出した2025年12月31日時点のForm 13Fで、ビットコイン
BTCETFの保有株数を前四半期から約146万株減らす一方、イーサリアムETFを新たに取得していることを開示した。
今回の報告書で、イーサリアムの価格に連動するアイシェアーズ・イーサリアム・トラスト・ETF(ETHA)が新たに記載された。ハーバード・マネジメント・カンパニーは387万900株、評価額約8,682万ドル(約133億円)相当のETHAを保有しており、前四半期の報告書には同銘柄の記載がなかったことから、10月から12月の間に購入したとみられる。同社がイーサリアム関連のポジションを開示するのは今回が初となる。
ハーバード・マネジメント・カンパニーが保有するビットコインの価格に連動するアイシェアーズ・ビットコイン・トラスト・ETF(IBIT)の12月末時点の保有量は、9月末時点の681万3,612株から535万3,612株へ縮小した。約146万株保有量が減少しており、前四半期から21.4%の減少にあたる。評価額ベースでは約1億7,707万ドル(約271億円)の減少となった。
IBITとETHAを合わせた暗号資産(仮想通貨)ETFの評価額は約3億5,263万ドル(約540億円)に上り、開示しているポートフォリオ全体の約20億7,927万ドル(約3,187億円)の約17%を占めている。
Form 13Fの開示対象はSECが定める米国上場株式やETFなどに限られ、未公開株式やプライベートファンド、直接保有する暗号資産などは通常は開示対象に含まれない。今回の開示はハーバード・マネジメント・カンパニーの運用資産の一部である可能性もあるが、ビットコインETFの保有を縮小しつつイーサリアムETFを新たに加えた動きは、機関投資家のイーサリアムに対する評価を表しているだろう。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=153.3円)
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