ギャラクシー・リサーチは、CLARITY法案が2026年に成立する確率を50%に引き下げた。最新の下方修正は、6月5日に60%へと下げたのに続くもので、いずれも上院の日程が逼迫していることが理由とされる。
今回の引き下げは、法案への反対ではなく、主に時間的な制約を反映したもの。ギャラクシーのリサーチ部門責任者アレックス・ソーン氏によれば、法案は上院のカレンダー入りを果たしたものの、いまだ本会議での審議日程が決まっていない状況。
ソーン氏は、5月のマークアップ後に成立確率を75%とし、その後6月上旬に60%へ下げた。それぞれの日程修正は、審議日数の減少に連動したもので、法案の内容によるものではない。ギャラクシーは、以前の確率引き下げ時にも同様の圧迫感を指摘していた。
上院は6月29日から郡区業務期間に入り、7月13日に再開予定。8月10日から9月11日の長期休会まで残された通常営業日は約4週間ほど。
この期間には重要法案が集中する。SAVE法、住宅法案をめぐる対立、監視権限の再承認、年次国防権限法などが本会議の時間を争う。
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下院は2025年7月、294対134で同法案を通過させ、上院を大きく先行した。ティム・スコット委員長率いる委員会は5月14日、超党派のマークアップにて15対9で可決。
委員会では民主党議員の賛成は2人にとどまった。本会議通過には計60票が必要であり、少なくとも民主党から7人以上の造反が不可欠となる。
この数字の実現には、法案が本当になにを必要としているかの調整が鍵となる。倫理規定や開発者保護の条項はなお未解決であり、6月9日の倫理条項をめぐる協議も決裂。6月には200社超の暗号資産企業が上院指導部に採決実施を要請した。
予測市場のトレーダーらはさらに悲観的。ポリマーケットでは今週、2026年成立の確率を約44%と見積もっており、5月の倫理問題初浮上時には74%近くから下落したかたちである。
暗号資産の市場構造法案は、SECとCFTCによる監督権限分担を柱とする。7月を過ぎて成立持ち越しとなれば、米規制の不透明感は秋にまで長引く可能性が高い。
ソーン氏はなお、7月中の採決もあり得るとしており、今後数週間の動向が鍵となる。
