中国を代表するビットコイン(BTC)マイナーの1人であるジャン・ジュオア氏は、ビットコインの底値が2026年後半に4万2000〜4万4000ドルの水準になると予測している。この水準はアーサー・ヘイズ氏の直近の4万ドル予想とほぼ一致する。
マイニングプールBTC.TOP創業者のジャン氏は、自身の投稿でこの予測を示した。根拠はストラテジー社(MSTR)の株価に現れた弱気シグナルである。予測の時期と水準はいずれもBitMEX共同創業者ヘイズ氏の見解と近い。
ジャン氏の主張はストラテジー社のmNAV(修正純資産価値)が0.72であることに基づいている。この指標は、同社が1株ごとに保有するビットコインと株価を比較したもの。1.0を下回る場合、同社の価値が保有ビットコイン以下で取引されている状況を示す。
この水準は 2022年5月の0.7の谷に近い。そのときもmNAVが大幅に下落した。ジャン氏は、これはタイミングではなく、シグナルとみなしている。
当時、mNAVは5月に底打ちし、ビットコインは3万1000ドル付近だった。その後、FTXの破綻による急落でビットコインは11月下旬に約1万5650ドルまで下落。この期間は約6か月間に及んだ。
X(旧Twitter)で最新ニュースを速報
ジャン氏の見立てはさらに広範な4年サイクルモデルにもとづいている。同氏はこれを「跳ねるボールが徐々に弾みを失う状況」に例える。このモデルは2026年10月31日ごろの底値到来を示す。
複数回の半減期を経験してきたジャン氏はすでにショートポジションを持ち、底値付近で買い戻す方針。
アーサー・ヘイズ氏は別の手法だが、同様の水準を予想している。BitMEX共同創業者のヘイズ氏は6月12日、コンテンツクリエイターEllioTrades氏との対話でビットコインの底値は6か月以内に4万ドル付近になるとの見通しを示した。
この見通しは戦略的なもので、構造的なものではない。ヘイズ氏はヘッジとしてプット・スプレッドを保有する一方、主力ポジションは強気を維持。年末の目標価格は依然20万ドル超に設定している。
ビットコインは直近で6万1345ドル付近で取引されており、24時間で2.3%下落。ジャン氏の予想レンジは現行値から約30%下、ヘイズ氏の4万ドル予想は約35%の下落を示唆する。
mNAVのタイミングが再び約6か月先行指標となるかが今後の焦点であり、2026年後半に向けたビットコイン価格予想の行方を左右する。

