OpenAIのサム・アルトマンCEOが創設した暗号資産プロジェクト「World」は、2024年7月24日よりWorldcoin(WLD)の1日あたりのトークンロック解除速度を大幅に引き下げると発表した。
この見直しは、コミュニティ・チーム・投資家のトークン割り当てに異なる割合で影響する。今月初めにWLDが過去最低値を記録するなど、市場の向かい風が続く中での発表。
発表によれば、2026年7月24日には1日あたりの解除速度が43%低下する予定。中でもWorld Communityへの割り当てが最大の減少幅。
この割合は半減し、1日あたり320万WLDから160万WLDに引き下げられる。Tools for Humanity(TFH)の投資家・チーム向けトークンロック解除も32%減少し、1日あたり190万WLDから130万WLDに低下する。
全体として、1日あたりの供給量は約510万WLDから290万WLDへ減少見込み。4月10日時点で、49億WLDがアンロック済みで、全供給量100億の49%を占める。このうち流通量は33億。
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この発表は、World Foundationが約6500万ドル相当のトークンを1WLDあたり約0.27ドルでOTC売却した数週間後に公表された。
WLDは2026年初頭から45%超下落し、2024年3月の最高値約11ドルから97%安で推移。本稿執筆時点でWLDは約0.28ドルで取引され、広範な市場の動向とともに4.7%上昇。
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ロック解除減少が売り圧力をどこまで緩和できるかは依然不透明。排出量の低減が一定の短期安堵材料となり得るが、本格的な回復にはリスク許容度の回復や市場状況の改善が必要。
それまでWLDの下落トレンドと弱いセンチメントが価格動向に重石となり、ロック解除減少の効果を短期的に限定する可能性。


